解体業者への支払いのタイミングはいつ?支払い方法もご紹介

ノウハウ
1万円札と通帳

解体業者への支払いのタイミングは、業者によって異なりますが多くの業者で見られるタイミングがあります。支払い方法も同じです。

この記事では、支払いのタイミングと支払い方法の種類についてご紹介しているので是非参考にしてください。

解体業者への支払いのタイミング

解体業者への支払いのタイミングは、食事やモノを買うショッピングとは違い、着手から工事完了までの期間が長いので、支払いのタイミングがわからないものです。前払いなのか、工事完了なのか?業者にも異なりますが、タイミングとしてあり得るものをご紹介致します。

工事完了後一括払い

「工事完了後に一括払い」がひとつあります。

契約した金額を工事が全て完了した日付から1週間以内や1か月以内と指定された日付までに全額を支払います。

解体工事は金額が高いのでこのタイミングを求めてくる業者は少ないでしょう。契約前に交渉すれば工事完了後でもOKな場合もあります。

「工事金額が安い」「土地売却が決まっていて契約書も見せる」などを条件に解体業者も完了後を受け入れてくれるかもしれません。

着工前、工事完了後に分ける

解体工事は金額が高いので「着工前」に手付金、「工事完了後」に残金に分ける業者が多いでしょう。

工事完了後に一括にすると、業者は人件費や重機のレンタル代など持ち出しで工事することになります。体力のある会社であれば問題ないですが、小さな業者には厳しいものです。

また、工事完了後に支払いが滞った場合、業者にとっては非常にリスクがあります。ですので、手付金として工事代金の2割や3割、半額の支払いを求めるケースが多いでしょう。

着工前に一括払い

最後に、着工前に全額支払いです。これはタイミングとしては存在しますが、求められたら拒否してもいいです。

解体工事の費用が非常に安い場合などは、全額前払いを求められるケースはあるとは思いますが、着工前に全額を求められることは稀です。

着工前に全額支払いを求められるとその業者を疑った目で確認した方がいいと思います。

着工前に求めてくる理由として考えられるのは、

  • 経営状態が良くない
  • 悪質な業者で逃げるかもしれない

必ず契約前に支払いのタイミングを確認してください。

支払い方法の種類

次に、支払い方法の種類をご紹介します。

振込

一番多い支払方法は、振込です。振込は、安全に支払いもでき、業者側も受け取ったあとに安心して確認ができるのでこの方法が一番多いです。

振込確認も業者の事務の人がネットバンキングで確認すればすぐに確認できます。

現金で手渡し

現金で手渡しも業者の中にはOKとしているところもあります。

解体工事は高額になるので、その現金を持ち運ばなければならないのでリスクはありますが、振込と両方OKとしているところはあるでしょう。

必ず印紙を貼った領収書を発行してもらいましょう。

クレジット

最近ではクレジットカードでの支払いをOKとしている業者もあります。高額なことでクレジットの予算枠を使えない場合もあったり、業者側はクレジット手数料が引かれるので導入は少ないのが現状ですが、少しずつ対応している業者も出てきています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

支払うタイミングは、着工前に手付金、工事完了後に残金と2回に分けるのが多いです。支払い方法は振込が一般的で現金も業者によっては可能としています。クレジット払いも近年では対応している業者が出てきています。

完了後に全額だと思って費用の工面をしていたら先に手付金を支払わなければならなくて困ったなんてことが無いように解体までの計画を行ってください。